コラム

キャリア研修センターのスタッフが思いついたことを自由にアップするコーナーです。

 

 

姓について(田中春秋)(24/8/8)

女性が結婚後に姓が変わることで苦労する話を良く聞きますが、これは男性も同様のようです。

我が家は(「光る君へ」の頃のように)「入り婿」ですが、私の仕事の継続を優先してもらい、夫婦ともビジネスネーム「田中」を使っています。先日銀行で新サービスの申込をしたところ、口座名を戸籍上の二宮に変更させられ、今更ながら皆様に「何かあったのか?」とご心配をおかけしてしまったようです。誠に申し訳ありません。

国家資格や銀行等、戸籍上の名前しか受け付けないとか本当に困ります。時代に全く追い付いていない。

夫婦共、国家資格関係の学習等で戸籍上の名前を使うこともありますが、どちらも私達です。安心してください。

今後とも変わらぬお付き合いをお願いします。

 

キャリコン国家試験の論述問題を心理臨床視点で読み解いてみました(田中洋子)(23.1.20)

水野修次郎先生の「キャリコンのカウンセリング力を上げる」に触発され、キャリコン国家試験事例を心理臨床現場視点で読み解いた場合>を記載してみました。

 *キャリアコンサルティング協議会 第21回国家資格キャリアコンサルタント試験の実技問題のケースをカウンセリング学習 の1ケースとして利用しています

あくまで私(田中洋子)個人の一視点であり、まだまだ多角的視点は沢山あります。

本当に、よくポイントを押さえられ記載された事例(試験問題)であると、読めば読むほど、噛めば噛むほど味のある深みのある内容です。 ※尚、試験対策とは一切関係ございませんのでご了承ください。

さぁ、ご一緒にカウンセリング力を上げていきましょう!

 

<日々のカウンセリングの中で想うこと>

 

日々のカウンセリングの中で、いずれのカウンセリングにおいても、

「何故、今のタイミングでカウンセリングにいらっしゃったのか」

クライアントさんの人生の流れる時間の中で、「今」という時の意味を大切にしています。

 

「バイオ・サイコ・ソーシャル(特にファイナンシャル)の視点」からも忘れずに、クライアントさんを

「俯瞰」して観ます。

 

クライアントさんと共に心の奥底の世界に深く深く潜りながら、色んな景色を観て味わいながら、

「核」の箱を見つけ開けた時、ハッとクライアントさんを苦しめ続けたその「正体」がわかった瞬間、驚きに口をあんぐりと開け物凄い形相になりながら上空に戻り、「ウヒャヒャヒャ―ッ」と、ビックリ箱を開けた時の驚きのように、「これだったのかーっ!!」と声を上げ、一緒に感動を共にするその時と空間は、何物にも換え難く忘れることが出来ないものです。

 

ハンカチで鼻や口を覆い、滝のように泣きながら、声に、言葉にならない想いを涙で表現されるクライアントさんが、ハッと本当の部分に気づかれた時、見開かれた眼と同時に涙も時も止まり静まり返る ――――― そして次の瞬間、時が流れ始めた頃のクライアントさんのお顔は、もうそれまでのお顔とは全く違っている。

まるで、別人のように。

なんと穏やかで、苦しみから解き放たれた優しいお顔になることか。

「この瞬間に共にいさせていただいて、本当にありがとうございます」と、いつも心の中で呟きます。

 

どうぞ、プロとして本気で「覚悟」を持って、唯一無二のクライアントさんと共にいるキャリコンであるよう、一緒に研鑽続けていけますように。

 

 (田中洋子)